妻の妊娠がわかって嬉しいものの、「もっと具体的に、プレパパは何をすればいいの?」という疑問があると思います。
「あらかじめ知っておく」ことで積極的に行動して万全の体制で我が子をお迎えしましょう!
この記事ではプレパパ(=妻の初出産を控えた男性)の、
「出産までに何をができる?」を解消するために、「何が出来るのか」をお伝えします。
妻の出産までにできる8つのこと
①ママのケア、家事
まず妊娠がわかっている時点で、ママの身体は赤ちゃんの身体と同等だと思いましょう。
ママの食べたものが赤ちゃんの栄養になりますし、ママのストレスは赤ちゃんのストレスになります。
家事もいつも以上に率先してやりましょう。
全て任せろ!くらいの勢いです!
少しずつで良いので身体的・精神的なケアをしていきましょう。
すぐできるケアはマッサージがおすすめです。
ただしお腹周りなど妊婦にはマッサージしてはいけない部位があるので気を付けましょう。
マッサージするときはママに一声かけてから!
【 QOL爆上がり】家電買い替えのススメ。【必須5選】で、便利家電を使った家事の効率化についてお伝えしています。
②お金について考える
出産のための費用っていくらかかるか知っていますか?
正常分娩(経腟分娩)の場合、全国平均は50万円ちょっとらしいです。
地域差もあり東京都平均は60万円ちょっと。
国の「出産育児一時金」は一律42万円なので、出産だけでも10~20万円は必要です。
育児休暇を取得した場合、「育児休業給付金」等で給与の5~7割が給付されますが、その振込は数か月後です。
育児休暇取得中は「住宅手当」は給付されないことが多いです。
これに加えて必要な場合は、精密検査費用やベビー用品の購入などもあります。
正直知らないことだらけ&国と企業はパパの育休取らせるつもりないでしょっていう内容なのですが、
まずは知らなくては自分たちの最適解は得られません。
この部分はとてもボリュームがあるので、後日もっと詳しい内容を記事にしますね。
tomnは妻の産休~育休期間の家賃と生活費として300万のキャッシュを目標にしていました。
2021/01/15更新
【知っておこう!】出産までにかかる費用。実際にかかった費用と比べてみると?の記事で、「必要だと思われる最低限の金額」をお伝えしています。
③NIPTについて知る
NIPTってご存知でしょうか?
正式名称は、胎児の染色体異常検査です。生まれる前に21トリソミー(ダウン症候群)の確率を検査します。
妊娠10~16週目の検査になります。
検査には10万円近い費用がかかりますので必ずしも実施する必要ない、というか検査そのものが対象者のみですが、
NIPTについて知り、考えることで命の大切さを考える良い機会になるのではないでしょうか。
tomn妻は体質の面からNIPTを希望しました。
本当にその検査は必要なのか、異常が認められた時どうするのかは毎日のようにお話をしました。
外野の意見に惑わされず、プレパパと誰よりもママの意見を大切にしてください。
④育児休暇取得に向けて行動する
プレパパの育児休暇取得は絶対にお勧めします!
取得時期にもよりますが、我が子の成長や変化を身近に感じられる一生に一度のチャンスです。
お金の問題もありますが、思い切って取得にむけて行動しましょう。
貯金のコツや会社への申請時に気をつけること、取得前の働き方などの詳しい情報は別記事にてお伝えしますね。
tomnは4か月の育児休暇を取得しました。
授乳以外はtomn妻が居なくても問題なくこなせますし、日常的に息子に向き合う習慣がつきました。
息子は「いないいないばあっ!」よりもtomnの変顔で爆笑します・・
↓ ここからはママと相談しつつ、積極的にやっていきたいことをお伝えしますね。 ↓
⑤周囲へ報告する、里帰り出産の相談をする
親戚、友人、会社に妊娠の報告をしましょう。
どのタイミングで誰に話すのか、事前に夫婦で話合っておくのがベストです。
くれぐれも、あっちこっちで「子どもうまれるんだよねー!」と言い回らないこと。
嬉しい気持ちをぐっと抑えて、いつも通りクールに振る舞うようにしましょう。
tomnは妊娠が判明した段階では両家の母にのみお話をしました。
安定期に入るまでは何があってもおかしくありません。
最も不安の募る時期の相談相手を自分の母に選んだのでした。
⑥自宅の環境を整える
プレパパ自身が積極的に取り組むことで、家族にとって最高の環境が出来上がります。
以下のポイントをママと確認しておくと、断捨離や模様替えなどの部屋作りが捗りますよ!
- 要らないものはないか
- 足りないものは何か
- 赤ちゃんのスペース(ベッドや授乳する場所、ミルクセット置き場)はどこか
- 赤ちゃんの動線はどうなっているか
完成後のイメージを持って取り組むと作業しやすいと思います。
ママとわくわくしながら部屋作りをしていってください。
ママに重い荷物を持たせないように注意しながら作業しましょうね。
処分・大移動したものはこちら↓
暖房器具、tomnの趣味のスノーボード一式、TV、電子レンジラック、巨大クッション
⑦手続きについて知る
出産では絶対必要な出生届の他、手当金を受け取るための申請や保育園入園に向けた手続きなど様々な手続きが必要になります。
ママにお願いするにはあまりにも膨大な量です。プレパパが積極的に調べ、処理することをお勧めします。
- 妊娠届(母子手帳と妊婦健康診査受診票の取得)
- ママの産休・育休制度
- プレパパの育休制度
- 出生届
- 児童手当
- ママの健康保険
- 赤ちゃんの被扶養者申請
- 赤ちゃんのマイナンバーカードの発行申請
- 出産一時金
- 高額医療費制度
- 出産手当金
- 育児休業給付金
かなりヘビーなのでこちらも別の記事を作成しますね!
最近は郵送で処理できる申請もあります。
ただ必要書類は印刷か取り寄せが必要なので、事前に準備しておくことが何よりも大切です。
⑧通院に付き添う
妊娠初期(1~4週)の頃はママも平常時に近い状態なので付き添いは要相談です。
中期は心音や臍帯音を聞くことができるので是非通院に付き添いましょう!
命が宿っているという実感もありますし、急に妻のお腹が愛おしく思えてきますよ。
妊娠後期はママも歩くのが大変な状態に。
体調の変化も突発的に起こりますので、荷物持ちを兼ねて付き添うようにしましょう。
tomn妻「電車で通うから何かあっても誰かいるから大丈夫!」
tomn妻 「それより育休のときの給付金のために残業してきて!」
*育児休業給付金は直近半年間の賃金から計算されます。ぐすん。
楽しんで!
今回の内容はプレパパが動かなければママが一人でやるか、または何も手つかずのままになってしまうことばかりです。
知らないといけないこと、考えなければいけないことだらけで頭がいっぱいになってしまったかもしれません。
ですがゆっくり調べて端から処理していけば確実に攻略できる、いわばRPGのようなもの。
やはりここぞとばかりにプレパパが身を乗り出して、楽しみながら準備をしてくださいね!