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まずはここから 知っておこう

【必読】育児休暇について知ろう【制度概要】

育児休暇について知ろう

プレパパにとって大きな決断のひとつが育児休暇の取得をするかどうか、だと思います。

特に職場環境によってはなかなか上司に切り出せないプレパパも多いかと思います。
ですが、まだ未体験の「育児」という世界がどんなものか分からない状態で、育児休暇の重要性を考えずに「育休とらないから」なんて言ってしまうのはご法度です。

まずは育児休暇の全体像と重要性を把握して、休暇取得申請の有無を決めましょう。
法改正により、育児休暇が取得しやすくなっています。絶好のチャンスです。

この記事では、プレパパ(=妻の初出産を控えた男性)の、
「育児休暇って何?」「具体的にどれくらいとれば良いの?」を解消するために、
新制度の変更点を交えて解説し、「育児休暇の重要性」についてお伝えします。


そもそも育児休暇って?

育児休暇は原則として1歳に満たない子どもを養育する労働者が会社に申し出ることで養育する期間を休業できる、育児・介護休業法により定められた制度です。

対象者は下記2点を満たしていることが条件です。

  • (1)同一の事業者に1年以上継続して雇用されていること(令和4年4月1日から条件緩和されます)
  • (2)子の年齢が1歳6ヶ月になるまでの間に雇用契約が終了することが明らかでないこと

つまり、指定の期間同じ会社で働いていて退職が決まっていない場合は誰でも取得できる制度になります。

「うちの会社は育休制度ないからー」ということはありません。
この制度は国が法律で定めており、全ての会社に適用されます。
もちろん育児休暇取得のために減給・解雇、不利益な評価などのハラスメント行為が行われることは法律違反になります。

男性が育児休暇取得のために嫌がらせを受けることを「パタニティハラスメント」と呼ぶそうです。


現行の育児休業制度と新しい育児休業制度の違い

厚生労働省のページが分かりやすく、より正確な情報なので下記引用します。

政府は育児休業取得を促進するため企業に下記項目の実施を義務付けます。

  • (1)         雇用環境整備
    育児休業を取得しやすい雇用環境の整備。育休の相談窓口や勉強会、育児休業取得促進に関する方針の周知等いずれかの措置を行わなければならない
  • (2)         個別の周知
    妊娠・出産(本人または配偶者)の申し出をした労働者に対する個別の周知・意向確認の措置。本人または配偶者の妊娠・出産等を申し出た労働者に対して、事業主は育児休業制度等に関する周知と休業の取得意向の確認を個別に取らなければならない。
  • (3)         意向確認の措置の義務化
    取得要件の緩和:1年以上雇用されていた人に限るという要件が撤廃され、「子の年齢が1歳6ヶ月になるまでの間に雇用契約が終了することが明らかでない」人は育児休業を取得できるようになります。(※ただし引き続き雇用された期間が1年未満の労働者は労使協定の締結により除外可能ですので、対象者は就業規則を確認してください。)

また、育児休業についても現行の育児休業制度よりも柔軟に取れるようになります。

この産後パパ育休、名前の通り男性のための育休制度なんです!
残念ながら執筆している2022/01/24現在は試行されていませんが、これは是非利用していきたい制度です。


いつからとればいい?

予定日から育休・産後パパ育休を取得しましょう。
妊娠40週が出産予定日として計算されますが、実際に40週で出産される方は20%もいないそうです。
37~39週で出産する人が全体の60%以上をしめており、産後1週間の入院を考えると退院に合わせて産後パパ育休に入るのが良いでしょう。

予定よりずっと早く生まれた場合は早産となります。仕事どころではありません。
家族や担当医と相談して有休を取得しましょう。

41週を過ぎると促進剤を使用する病院が多いようなので、子どもが生まれる前に育休開始することに抵抗がある方は予定日の1週間後から取得するようにしましょう。


どのくらいの期間必要?

突然ですが、「産後のママの死因」で最も多いものは何か、ご存じでしょうか。

答えは「自殺」です。要因となっているのは「産後うつ」です。

産後のママは骨の位置がずれ、皮膚・筋肉・筋が裂け、身体の中まで出血しています。
ですが何針も縫っているのにも関わらず休む時間なんてありません。
出産の数時間後には歩行や授乳の訓練が始まるのです。
母乳を生成するのにも身体のエネルギーを使用し、眠たくても赤ちゃんが泣けばすぐに目が覚める身体になっています。

産後の1か月はママが「追い詰められる」1か月です。
最低でもこの1か月は出来る限り休ませてあげるべきです。

育児が少し楽になったと感じるのは生後3か月近くになった時でした。
ですので取れるのであれば産後~3か月まで育休取得するのがおすすめです。

特に辛かったのは傷やお腹が痛むことと、寝れないことだね

かがんだり、お腹に力をいれたりするたびに痛みが走ったから、おむつ替えを代わってもらえるのはもちろん、赤ちゃんを寝室や布団から送迎してもらえたのも助かったね


行動で示すためには準備が必要

残念ながら育児休暇は取得しようと思ってすぐ明日からとれるものではありません。
申請や業務の引継ぎなど正直面倒な作業がたくさん待っています。

ですが育児が始まるとそんなことは言っていられません。特に最初の一か月は試行錯誤の連続です。

身体がボロボロのママを労り、生まれてきた我が子の世話をする。
育児に本気であることを行動で示せるチャンスです。

事前にしっかり準備をして、産後は家族のことだけを考えられるようにしたいですね。


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tomn(とむ)

0歳男子(第一子)の育児に奮闘中の30歳。 普段はメーカーにてエンジニアとして従事し、実質4ヶ月の育休を取得。 パパ向けの育児情報の少なさから自身で発信することを決意。 パパはもちろん、ママにも知っておいて欲しい情報を発信します。 我が子は怪獣だ!!

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